重力について(考察)

①時間と重力

光格子時計」によって時間の流れが異なることを利用し、標高時間差(約15m)の測定が成功した(香取教授 2016 東京大学)。続いて、「光格子時計」運搬可能な装置に落とし込み、東京スカイツリーの標高時間差(約450m)の測定に成功した。(香取教授ら 2020 東京大学)。

 これらの結果により相対性理論重力ポテンシャルが高いほど(重力源から遠ざかるほど)時間の流れが速いことが言える。

 

②光と重力

一般相対性理論」による理論だと光も重力の影響を受け、重い星の近くを通過する光はまっすぐ進まず曲がるNASAが素人でもわかりやすい「重力レンズ効果」による光が曲がった画像を公開している(NASA JWST 2022)。

 

③光と時間

 「光速度不変の原理」によって、光が進む距離によって時間が決まる。つまり1秒間に進める距離が決まっており、時間=距離となる。①によって重力によって時間が変わることが分かっている。その理由は②によって重力源が近いほど光が曲がり、相対的に光が進むべき距離が長くなるから。

 また、「特殊相対性理論」によると観測者が2人おり、移動していた人場合、光の速度に近づくほど、移動していない人に比べ時間の流れが遅くなる

 

考察)衛星について

  静止衛星の場合、スカイツリーの延長線上で考ええることができ、①により衛星の時間の進みが早いことが考えられる。

 地球が1度自転した場合、衛星が地上より早く移動し(時間が遅くなる)、また地上の人は重力の影響で時間が遅くなる。どちらも神の視点からは時間が遅くなっているが、①により、静止衛星と地上の移動距離の差では重力の方が遅くなっているはず。

 

④エネルギーと質量

 「E=mc^2」

 

考察)衛星について2

 ④より【エネルギー=質量】。また【移動する=エネルギーを持つ】つまり【移動する=質量が増加する】。【質量が増加する=重力が増加する】はずなので、上述の考察は静止衛星と地上でどちらがエネルギーを持っているかという比較になる、多分。

 

考察)重力について

 光に「直進性」があり、②の「重力レンズ効果」に言われるように空間の歪みによって曲がるのであれば、膨大な質量を持つ星はひ光が真っ直ぐ進むべき空間を圧縮して歪めているのではないか。光の速度が絶対的なものであれば、重力によって時間が遅れることは、より多くの圧縮された絶対距離空間(仮)を通過するからではないだろうか。

 重力に対してもう少し考察する。空間を小分けにして考えると、各空間には連続性と弾性があり、一つの物質があるとほんの少し圧縮する。そしてその空間に引っ張られるように周りの空間のサイズが少しづつ小さくなる調整がされる。これにより周りの物質が相対的に近づき、次にまた、周りの物質によって少し空間が小さくなり、より物質同士が近くなる。これを繰り返すとあまたの物質の相互作用によってより大きな力が働き、これが重力になる。そしてこれが、所謂万有引力ではないだろうか。

 そうなると、重力波の観測がとかたまにニュースになるが、重力子がどうのとかではなく、あれは星がとんでもない勢いで動いているので常に空間が波立っており、その影響で特定の周波数の波が地球に届き観測できているだけとなる。光の様にどちらの特性も持っていた場合はそれまでではあるが。

 ただこのように、重力がただの空間の圧縮による結果であると、漫画やアニメのようなアンチグラビティシステムは存在せず、重力は質量から発生することを考えると「E=mc^2」から、核爆弾のようなものがある意味、重力の軛から解放されるツールになる。また、もし存在するとしても宇宙空間にある「ヴォイド」の何もないとされる空間に負の物質がある場合に限られ、利用できたとしても使用した瞬間に、太陽系から、天の川銀河系から吹っ飛ばされそうである。 夢がない。

 

ローレンツ収縮

 等速で運動している物体の長さが、静止系で観測した時よりも運動方向に収縮して観測される現象

 

考察)重力について2

 ⑤を言い換えるとエネルギーを得て重力が増加した物体の長さが、神の視点から見るとエネルギーの方向に従い圧縮される。運動が無く止まった物体の場合はどうなるか考えると、重力は物質の中心に向かうとので、物体の大きさが中心に向かって縮む。

 となると、重力による物質の収縮率は⑤のローレンツ収縮の式で求められそう。知らんけど。

 

 

最後に

 私は宇宙に関連する専攻分野で生きているわけでも何でもない、少し科学に興味があるただの素人なので、考察に関しては鵜呑みにしてはいけません。何なら、詳しい人に考察について妥当性を測ってほしいくらいです。